一方向プリプレグ炭素繊維が次の物性をもつとする。
複合則を用いて縦方向剛性 (GPa 単位の整数)とポアソン比 (小数第 3 位まで)を求めよ。
縦方向には並列型の式を使う。 繊維方向に荷重をかけると両相は同じだけ伸びるので、剛性への寄与は体積に比例して足し合わされる。
これは横方向の場合と正反対である。横方向ではコンプライアンスのほうが足し合わされる。
母材の体積分率を求める。
E11 への 2 つの寄与を計算する。
荷重のほとんど——全体の ——を繊維が担っている。これこそが繊維をそろえた複合材料の狙いである。
足して丸める。
ポアソン比にも同じ体積加重平均を適用する。 主ポアソン比はまったく同じ並列則に従う。
計算して確認する。
検算として、どちらの結果も 2 つの構成材料の値の間になければならない。 ✓、 ✓ である。なお剛性は繊維が支配しているのに は母材の値のほうへ寄っている——ここでは体積分率がほぼ等しく、ポアソン比は弾性率で重みづけされないからである。
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