凸五角形の5つの外角の比が
である。5つの内角を求め、それらを最も簡単な整数比で表せ。
内角ではなく外角から出発する。外角の和は辺の数によらない事実だからである。 凸多角形を一周すると向きはちょうど1回転するので、
が三角形でも五角形でも百角形でも成り立つ。この1つの定数があるからこそ、与えられた比が使えるようになる。
比例定数を導入して解く。 外角を と書くと、
外角を並べる。
5つとも正で 未満なので、これらの角をもつ凸五角形は幾何的に存在しうる。
各外角を内角に直す。 各頂点で内角と外角は一直線をなすので、互いに補角である:
内角の和で検算する。 角形の内角の和は で、ここでは である:
これは独立した確認になる。計算にはいっさい使っていない公式を用いているからである。
内角を比に直す。 を共通因数 で割ると
この比が にならないことに注目したい。 から引く操作は比例変換ではないので、外角が等差の比であっても、内角は別の等差の比になる。この落とし穴こそがこの問題の狙いである。
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