次の和の上界を求めよ。
を切り離して扱う。 なので第 1 項は であり、級数全体で最大の項である。しかも を使う比較ではこの項を覆えない。そこで切り離す。
を落として各項を大きくする。 では なので、分母を小さくすれば分数は大きくなる。
評価の議論では、すべての不等式が同じ向きに働かなければならない。ここでは 2 つとも同じ向きである。
をこの範囲での最小値に置き換える。 では なので
これが、扱いにくい対数付きの級数をただの 級数に変える段階である。ただし精度は多少犠牲になる。
比較級数を厳密に足し上げる。 バーゼル問題の結果から第 1 項を引くと
上界をまとめる。
この級数は収束し、その和は確実に より小さい。
上界の精度を評価する。 300 万項まで足すと なので、上界はおよそ だけ過大である。緩みの大部分はステップ 3 から来ている。 を に置き換えるのは、 がずっと大きくなる大きな では過剰な譲歩だからである。たとえば で和を分割し、それ以降は を使えば評価はかなり締まる。
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