次の三重積分を求めよ。
厳密値で答えよ。
x と y を固定して z について積分する。 上端を と書くと となる。ここで動くのは だけなので、 は に、 は になる。
上端を代入して展開する。 とすると内側の結果は に展開される。 をたたんだまま次の積分に持ち込むより、この時点で完全に展開しておく方が安全である。
y について 0 から 2x − 2 まで積分する。 項ごとに原始関数を求めて を代入すると、外側の被積分関数 が得られる。これは と因数分解できる。
x について原始関数を求める。 。
x = 2 から x = 3 まで評価する。 原始関数の差は 、すなわち となる。答えが負になるのは、くさび形のほとんどの部分で の項が優勢だからである。
数値による確認。 同じ積分範囲に適応型の数値求積を入れ子で適用すると が返り、 と小数第 6 位まで一致する。
y の段階の計算に注意する。 この問題については と答える解法が広く出回っているが、その値は数値検算に合わない。誤りは、展開した の原始関数に を代入する箇所で入り込む。
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