級数
が収束するか発散するかを判定せよ。結論を厳密に根拠づけ、和が存在するならその値も求めよ。
項の形に合った判定法を選ぶ。 一般項 は多項式の因子と指数関数の因子が混ざっている。このような項の比は が定数に潰れるためきれいに簡単になるので、比判定法が自然な選択である。比較判定法も使えるが、比較する級数をうまく選ぶ必要がある。
隣り合う項の比を作る。 、 とすると:
項はすべて正なので、絶対値をとっても何も変わらない。
極限をとって判定法を適用する。 なので、
となる。 なので、比判定法によりこの級数は絶対収束する。多項式の因子 は極限に影響しないことに注意したい。指数的な減衰はつねに多項式的な増大に勝つ。
等差×等比の公式から厳密な和を求める。 収束することだけでは値は出ないが、この級数は定番のものである。等比級数 を微分して を掛けると、 に対して
が得られる。
を代入する。 と書くと:
数値で確かめる。 はじめの数項を足すと となり、部分和は まで上がってそこに落ち着く。厳密値 と一致する。
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