次の極限を求めよ。
不定形を診断する。 のとき分子も分母も限りなく大きくなるのでになる。これは値ではない——極限を読み取る前に式を書き換えなければならない、と言っているだけである。
現れている最高次のべきで分子と分母を割る。 どちらも3次なので、各項をで割る(である大きなでは正当である):
逆数のべきをそれぞれ0に飛ばす。 任意のについてのときなので、3つの小さな項は消える:
この例が示す一般則を述べる。 有理関数では次数を比べる:次数が等しければ最高次係数の比(ここでは)、分子の次数のほうが小さければ、分子の次数のほうが大きければになる。低次の項、、は答えに一切影響しない。
数値で確認する。 では商は
となり、と小数点以下かなりの桁まで一致する。
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