次の積分を求めよ。
取りかかる前に積分の収束を確認する。 のときである一方なので、被積分関数は指数的に減衰する。の近くではのように振る舞う。したがって積分は有限であり、しかも上からはで抑えられる。
を交代する指数級数に展開する。 に対して、
これが成り立つのは、全区間でであり、積分が生きている範囲すべてで等比級数が収束するからである。
項別に積分する。 和と積分を交換すると
ラプラス変換型の各項を部分積分で簡約する。 、と取ると境界項は両端で消え、
が残る。したがって
初等的な閉じた形が存在しないことを受け入れる。 内側の積分は余弦積分・正弦積分を組み合わせた補助関数であって初等関数ではないので、上の級数こそが正直な意味での厳密解である。小数値は数値的に出すほかない。
独立な2つの方法で数値評価する。 を7つの区間に分割したガウス・ルジャンドル数値積分では
となる。上の級数を項まで足すととなり、6桁まで一致する ✓。どちらもステップ 1 で得た上限の内側に十分収まっている。(はに近いが、等しくはない点に注意。)
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