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Calculus · real student question

微分方程式 (x + y + 1) dx + (2x + 2y + 5) dy = 0 を解け。

Question

次を解け。

(x+y+1) dx+(2x+2y+5) dy=0(x+y+1)\,dx+(2x+2y+5)\,dy=0

Step-by-step solution

  1. 何よりも先に完全形かどうかを判定する。 M=x+y+1M=x+y+1、N=2x+2y+5N=2x+2y+5 とおくと

    ∂M∂y=1,∂N∂x=2\frac{\partial M}{\partial y}=1,\qquad \frac{\partial N}{\partial x}=2

    となる。これらは一致しないので方程式は完全形ではなく、そのまま読み取れるポテンシャル関数は存在しない。

  2. 構造上の手がかりを見つける。 どちらの係数も x+yx+y という 1 つの組み合わせだけの関数になっている:

    M=(x+y)+1,N=2(x+y)+5M=(x+y)+1,\qquad N=2(x+y)+5

    方程式が xx と yy に x+yx+y を通してしか依存しないときは、置換 u=x+yu=x+y によって uu と xx についての変数分離形に帰着する。

  3. 変数を取り替える。 u=x+yu=x+y とおくと y=u−xy=u-x、dydx=dudx−1\dfrac{dy}{dx}=\dfrac{du}{dx}-1 である。もとの方程式を dxdx で割って y′y' について解くと

    dydx=−x+y+12x+2y+5=−u+12u+5\frac{dy}{dx}=-\frac{x+y+1}{2x+2y+5}=-\frac{u+1}{2u+5}

    となるので

    dudx−1=−u+12u+5 ⟹ dudx=2u+5−(u+1)2u+5=u+42u+5\frac{du}{dx}-1=-\frac{u+1}{2u+5}\ \Longrightarrow\ \frac{du}{dx}=\frac{2u+5-(u+1)}{2u+5}=\frac{u+4}{2u+5}

    が得られる。

  4. 変数を分離し、仮分数を分解する。 uu に関わるものを片側に集めると、

    2u+5u+4 du=dx,2u+5u+4=2(u+4)−3u+4=2−3u+4\frac{2u+5}{u+4}\,du=dx,\qquad \frac{2u+5}{u+4}=\frac{2(u+4)-3}{u+4}=2-\frac{3}{u+4}

    となる。「多項式 + 真分数」の形に書き直すことこそが、左辺を閉じた形で積分できるようにする鍵である。

  5. 両辺を積分する。

    ∫(2−3u+4)du=∫dx ⟹ 2u−3ln⁡∣u+4∣=x+C\int\left(2-\frac{3}{u+4}\right)du=\int dx\ \Longrightarrow\ 2u-3\ln|u+4|=x+C

  6. もとの変数に戻して整理する。 u=x+yu=x+y より、

    2(x+y)−3ln⁡∣x+y+4∣=x+C ⟹ x+2y−3ln⁡∣x+y+4∣=C2(x+y)-3\ln|x+y+4|=x+C\ \Longrightarrow\ x+2y-3\ln|x+y+4|=C

  7. 陰関数微分で検算する。 F=x+2y−3ln⁡∣x+y+4∣F=x+2y-3\ln|x+y+4| とすると

    Fx=1−3x+y+4,Fy=2−3x+y+4F_{x}=1-\frac{3}{x+y+4},\qquad F_{y}=2-\frac{3}{x+y+4}

    であり、FxN−FyM=0F_{x}N-F_{y}M=0 が恒等的に成り立つ((0.5,1.2)(0.5,1.2)、(2,−0.3)(2,-0.3)、(−1,3)(-1,3) で数値的にも機械精度まで確認した)。したがって FF の等位曲線がまさに解曲線である。同じことだが Fx/M=Fy/N=1x+y+4F_{x}/M=F_{y}/N=\dfrac{1}{x+y+4} であり、置換の背後に隠れていた積分因子が μ=1x+y+4\mu=\dfrac{1}{x+y+4} であることが分かる。

Answer

x+2y−3ln⁡∣x+y+4∣=Cx+2y-3\ln|x+y+4|=C

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