次の各極限の値を求めよ。
何よりも先に連続性を確認する。 直接代入が使えるのは、その点で関数が連続であるときに限る。多項式はいたるところ連続であり、多項式の絶対値もいたるところ連続、定数は自明に連続である。したがってここでの 5 つの極限はどれも単なる関数値になる。解消すべき は現れない。
極限 1:定数関数。 はまったく変化しないので、 に近づけても何も変わらない:
極限の記号に が現れているからといって、関数の中に が現れているとは限らない。
極限 2 と 3:多項式。 指数の扱いに注意しながら代入して計算する:
であって ではないことに注意する。係数は 2 乗されない。
極限 4:多項式のべき。 中身を先に計算してから累乗する:
これは極限の合成に関する法則を使っている。外側の関数 が連続なので正当化される。
極限 5:絶対値。 中身を計算してから絶対値をとる:
結果は である。絶対値が負になることはない。絶対値関数には角があるが、角があっても連続性は壊れないので代入は依然として正当である。そもそもこの角は にあり、 からは遠く離れている。
まとめて検証する。 5 つの値は 、、、、 である。いずれも数式処理系の極限計算で再確認しており、連続性が保証するとおり、どれも目標の点における素直な関数値に等しい。
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