次を求めよ。
ここで はデカルトの葉線
のループで囲まれた領域である。
境界の曲線を極形式に直す。 、 とすると曲線 は となるので、 では
となる。これは と で 0 になり、その間では正なので、 はちょうどループ——葉線の有界な部分——をなぞる。
被積分関数を変換し、ヤコビアンが約分される様子を見る。
なので、ヤコビアンの が を打ち消す。極座標での被積分関数から が完全に消えるのである。この扱いにくい領域が手に負えるのはそのためである。
内側の積分を 1 行で済ませる。 依存性が残っていないので
3 乗の和の公式で約分する。 である(真ん中の因子は で簡単になる)から、因子 が約分されて
となる。 なので、この積分は広義積分ではない——どこも発散しない。
標準的なワイエルシュトラス型の積分に帰着させる。 と書き、 と置換すると:
となる。半角の置換 により、残った積分は になる。
閉じた形を組み立て、数値で確認する。
数値では となり、 に直接シンプソン則を当てた値と小数第 7 位まで一致する ✓。
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