次を求めよ。
和を 2 つの二重積分に分ける。 積分は線形なので
となる。これが決め手である。どちらの原始関数も閉じた形では書けないが、これで各部分が 1 変数だけに依存するようになる。
片方の変数が現れないことを使って各部分をつぶす。 1 つ目では が を含まないので、内側の 積分は区間の長さ を掛けるだけである:
同じ議論(今度は を先に積分する)で 2 つ目は に帰着する。
残った積分がフレネル積分であることを見抜く。 どちらの積分変数も と書き直すと:
も も初等的な原始関数を持たず、これらがフレネル関数 と を(通常の の尺度の違いを除いて)定義する。したがって厳密な答えは であり、実用上の答えは数値である。
両方を数値で評価する。 高次のガウス–ルジャンドル求積により
が得られる。級数展開でも大きさが確かめられる。 の積分はおよそ 、 の積分はおよそ である。
足して 2 次元の直接求積と突き合わせる。
分割せずにもとの二重積分を数値評価すると となり、小数第 8 位まで同一である。分割の正しさと 2 つの 1 次元の値の両方が裏づけられた。
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