次の関数の臨界値を求めよ。
小さいほうの値を先に答えよ。
微分する前に臨界値とは何かを押さえる。 臨界値とは となる、あるいは が存在しない のことである。この は多項式なので導関数はいたるところ存在し、後者の可能性は消える——問題はまるごと を解くことに尽きる。 の前の は、導関数の最高次の係数がちょうど になるように置かれている。
べき乗の微分公式で項ごとに微分する。 各項は のべきに定数を掛けたものである:
定数項の は、どんな定数もそうであるように、何も寄与しない。
導関数を 0 とおく。 臨界値は次の解である:
解の公式に飛びつかず因数分解する。 積が 、和が になる 2 数を探すと と である:
各因数を解き、順に並べる。 それぞれを 0 とおくと
よって臨界値は と であり、小さいほうは である。
導関数と解の両方を確認する。 代入し直すと 、 となり、どちらも本物の解である。もとの の中心差分による数値微分は で 、 で となり、その点での と一致するので、導関数そのものも正しい。
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