ウミガメが海面下 メートルにいる。 m 上昇し、その後 m 下降する。
その位置を表す整数はいくつか。また位置の正味の変化量はいくつか。
「海面下」という言葉を符号付きの数に直す。 海面が目盛りの 0 であり、上が正、下が負なので、「海面下 850 メートル」は整数
である。先にこの符号の約束を決めることで、あとはすべて足し算だけで済むようになる。
上昇の分を足す。 m 上がるとは正の数を足すことである。
ウミガメはいま海面下 m にいる——まだ負である。海面に届くところまでは上がれなかったからである。
下降の分を引く。 m 下がるとは を足すことである。
つまりウミガメは出発点に戻っている。
「位置」と「位置の変化量」を区別する。 これは 2 つの別々の量であり、問題文はその両方を尋ねている。
どこにいるかを表す整数は 、位置がどれだけ変わったかを表す整数は である。2 つ目の問いに と答えてしまうのがここでの定番の誤りである。
加法逆元の近道で検算する。 と は互いに加法逆元なので和は になり、出発点の値がそのまま通り抜ける。
これは結合法則による確認である。2 つの移動を先にまとめても同じ になり、2 つの答えが一度に裏づけられる。
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