計算の順序に従って
を求めよ。
計算を始める前に順序を決める。 計算すべき括弧も指数もないので、計算の順序に従えばまず掛け算をすべて行い、それから足し算と引き算を左から右へ進める。ここでの括弧は負の数を示しているだけで、まとめて計算すべきグループではない。
2 つの掛け算を行う。 負の数どうしの積は正、負と正の積は負である。
これらを戻すと式は
になる。代入するときは前後の符号を付けたままにすること。 が を置き換えるので、その項は ではなく である。
「負の数を引く」をすべて足し算に直す。 負の数を引くのは向きを 2 回反転させることなので である。
これで式から二重の符号が消える。
誤りが起きるのはたいていここである。二重符号の変換を別の行として書き出しておけば、符号を落とす危険はずっと小さくなる。
左から右へ足す。 1 項ずつ足し上げていくと
したがって式の値は である。
まとめ方を変えて確かめる。 足し算は結合的かつ交換的なので、 と組み直しても同じ合計になるはずであり、実際そうなる。すべての項が正になったので、答えは最大の項 を超えなければならない——これがすばやい妥当性の検査になる。
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