を四捨五入して整数にせよ。
候補となる 2 つの数を挙げる。 整数に丸めるとは、その値のすぐ下とすぐ上の整数のどちらかを選ぶことである。 なので、候補は (切り捨て)と (切り上げ)だけである。それ以外の数がいちばん近いことはありえない。
それぞれの候補までの距離を測る。 「いちばん近い」とは文字どおりこれである。
なので、 は よりも に近い。
桁の法則でも確認する。 よく使う近道は、捨てる最初の桁だけを見るというものである。 以上なら切り上げ、 以下なら切り捨てる。ここではその桁が なので切り上げ——距離の比較と同じ判定であり、この近道が働く理由もまさにそこにある。
答えを述べる。
記号は ではなく である。丸めは意図的に情報を捨てる操作であり、ここで捨てられた量は である。
境目の場合に注意する。 距離による議論が引き分けになるのは のときだけで、どちらの隔たりも になる。そのとき「五捨五入では切り上げ」という慣習によりやはり になる。 から までは に、 から の手前までは に丸められる。
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