ポスターの大きさは cm × cm である。これを余りが出ないように、同じ大きさの正方形に切り分ける。
正方形の一辺として可能な最大の長さと、正方形の最少枚数を求めよ。
「余りが出ない」を割り切れる条件に翻訳する。 正方形の一辺を とすると、両方の辺に沿って正方形が整数個並ばなければならないので、 と はどちらも の整数倍でなければならない:
つまり は と の公約数であり、許される最大の はその最大公約数である。これがこの問題の中身のすべてで、幾何は割り切れる条件を与えているにすぎない。
素因数分解で最大公約数を求める。
最大公約数は共通する素因数を、2つの指数のうち小さい方で取る。素因数 は にしか現れないので寄与せず、素因数 は指数 と で現れるので が寄与する:
したがって最大の正方形は一辺 cm である。(ユークリッドの互除法の方が速く同じ結果を出す:、、、 なので、最後の でない余りが である。)
それぞれの辺に沿って何枚並ぶかを数える。
どちらの割り算も割り切れるので、切れ端を出さずに敷き詰められることが確認できる。
掛けて正方形の枚数を求める。
面積でも確かめる。ポスターは cm²、正方形1枚は cm² で、 である。✓ 切り出した正方形がちょうど全体を覆うので、2つの数え方は必ず一致する。
最大の正方形がなぜ最少の枚数になるのかを説明する。 枚数は で、 が大きくなるほど減る。つまり一辺を最大にすることと枚数を最小にすることは、同じ問いを2通りに聞いているだけであり、この問題の2つの問いはどちらも という1つの数で答えられる。より小さい公約数でも切り分けはできるが、切る回数が無駄に増える。 なら 枚、 なら 枚になる。
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