で割り切れ、かつ数字を前から読んでも後ろから読んでも同じになる(回文数である)ような、最大の6桁の数を求めよ。
6桁の回文数の形を書く。 そのような数はすべて
の形をしており、 は数字で である。自由に選べる数字が6つではなく3つになるだけで、探索範囲は 個から 個に減る。
割り切れる条件を分解する。 で なので、ある数が で割り切れるのは、 でも でも割り切れるとき、かつそのときに限る。2つの素因数を別々に扱うことが、この問題を手計算で解けるものにしている。
5の判定法で先頭の数字を確定する。 で割り切れるには一の位が か でなければならない。回文数では一の位は先頭の数字に等しく、6桁の数が で始まることはないので、
となり、この数は の形になる。したがって候補はすべて50万台にあり、 以上で始まる の倍数の回文数は存在しない。
3の判定法を各位の和に適用する。 各位の和は
であり、これが で割り切れなければならない。 を法として計算すると となるので、
が要求される。
上の位から順に最大化する。 上位の桁ほど重みが大きいので、まず を試す。すると は 、すなわち を満たす必要があり、 で最大は である。ちなみに、つい選びたくなる が失敗するのもこの条件のためで、各位の和が となり の倍数にならない。
組み立てて検証する。 、、 とすると数は
である。確認すると、末尾が なので で割り切れ、各位の和は で で割り切れる。実際に
となる。 が2桁目として最大、 が3桁目として許される最大なので、これより大きい6桁の回文数は条件を満たさない。
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