一次不定方程式
の整数解をすべて求めよ。
最大公約数で解の存在を確認する。 整数解が存在するのはがを割り切るとき、かつそのときに限る。ユークリッドの互除法により:
よってであり、これは何でも割り切る。解は存在する。
合同式に帰着させる。 を法として考えるとの項が消える:
両方の係数を簡約すると、なので、
23 の逆元を逆代入で求める。 互除法の各段階を逆にたどると:
したがってであり、逆元はである。検算: ✓。
両辺に掛ける——最後の簡約は慎重に。
ここで、なので、
誤りが紛れ込むのはこの段階である:ここでという値が挙げられていることがあるが、を引いた余りはではなくである。
広く出回っている誤答を正す。 という組がしばしば特殊解として挙げられるが、代入すると
となり、だけずれている。から得られる本物の特殊解は
であり、 ✓。
一般解を書き下す。 なので、にを足しからを引いても左辺は変わらない:
なら、ならとなる。
正の整数解が存在しないことを述べ、確認する。 一般形から、にはが必要だが、そのときになる。よってとがともに正になることはない。をからまですべて調べてもが正の整数になるものは1つもなく ✓、またがからまでのすべてで一般式がちょうどを与えることも確認できる ✓。
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