次を計算せよ。
丸め誤差が積み重ならないように段取りを決める。 4 つの因数のうち 3 つは有限小数にならない(、、)。掛ける前にそれぞれを 4 桁や 5 桁に丸めてしまうと、小さな誤差まで一緒に掛け合わされてしまう。安全な段取りは、すべてを厳密な分数のまま保ち、最後の数値だけを丸めることである。
すべての因数を厳密な分数に直す。 と書けるので、
となる。これらはすでに既約形である。 と は素数なので、これ以上約分できる相手はない。
分数を一度にまとめて掛ける。
割り算は最後に 1 回だけ行う。
丸めが入るのはこの 1 回の割り算だけなので、示した有効数字 6 桁はすべて信頼できる。
途中で丸めた場合と比べて被害を見る。 とし、続けて と を掛けると、丸めた計算の連鎖は を与える。これは約 だけ大きく、相対誤差はおよそ である。原因はすべて と を早い段階で打ち切ったことにある。それほど小さな誤差でも、すでに有効数字 6 桁目を壊し、小数第 2 位までの答えを動かしてしまう。正しい値は である。
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