次の式を簡単にせよ。
平方の公式で 2 乗を展開する。 公式 に 、 を代入すると
中央の項は であって ではない。 という因数を忘れることが、ここでの展開ミスとしては群を抜いて多い。
括弧の中が同じ 3 項式であることに気づく。 式は今や
つまり「ある量からそれ自身を引いたもの」になっている。これに即座に気づくほうが式変形を延々と進めるより速く、しかも計算する前に答えの理由まで説明してくれる。この問題は要するに、 が の展開かどうかを問うているのである。
マイナス符号をすべての項に配る。 念のため書き下すと:
括弧の中の 3 つの符号がすべて反転する。よくある取り違えとして最初の項だけを変えてしまうと、 ではなく が残ってしまう。
同類項をまとめる。 次数ごとに組にする:
この式は定数 に簡単になる。
結果を解釈する。 値はすべての実数 に対して なので、これは解くべき方程式ではなく恒等式である。 で確かめると 、 で差は ✓。 では と で差は ✓。2 つの試験値が一致するのは当然である。2 つの式は文字どおり同じ多項式なのだから。
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