次の式を簡単にせよ。
展開したくなるのをこらえて、まず形を見る。 まともに書き下せば 4 次式の展開が 3 つ、しかも整理の手間が大きい。しかしこの 3 つの部品は、繰り返し現れる 2 つのかたまりについてちょうど 、、 になっており、これは次の公式の目印である:
かたまりを置き換える。
とおくと、この式は文字どおり なので、 に等しい。それぞれの括弧を 1 つのものとして扱うことが、手間をすべて省く一手である。
を計算し、マイナス符号の配り方に注意する。
の項は打ち消し合い、2 つの定数は なので足し合わされる。ここで ではなく としてしまうのが定番の符号ミスである。
差を 2 乗する。
よって式全体は定数 に潰れる。どんな実数 に対しても同じ値をとり、答えには が残らない。
の値を 2 つ選んで確かめる。 では 。✓ では 。✓ 異なる 2 つの入力が同じ出力を与えることは、この式が本当に定数であることの強い裏づけになる。
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