ある買い物客がペンに合計で を使った。同じ でもう 1 本多く買えていたなら、1 本あたりの平均価格は だけ安くなっていた。ペンを何本買ったか。
価格を書きやすくなる未知数を選ぶ。 実際に買ったペンの本数を とする。すると実際の平均価格は
である。価格ではなく本数のほうを未知数にとることが、式を 1 変数に保つ鍵である。
仮定の場合の価格を表す。 同じ金額でもう 1 本多いなら本数は となり、価格は
になる。同じ総額でペンが増えるのだから単価は下がる。したがってこの 2 つ目の式のほうが小さい。
比較を方程式にする。 仮定の価格は実際の価格より だけ安いので、実際の価格から仮定の価格を引くと になる:
この引き算の向きを正しくとることが大切である。逆にすると になり、正の解が出なくなる。
分数をまとめて分母を払う。
したがって
因数分解して 2 次方程式を解く。 掛けて 、足して になる 2 数は と である:
あり得ない解を捨てて確かめる。 ペンの本数が負になることはないので は捨て、 となる。問題文と照合すると、 が 1 本あたりの値段で、1 本多ければ ——ちょうど だけ安い。よって買ったのは 15 本である。
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