次のように定める。
ここで とする。 のとりうる値をすべて求めよ。
2 つの式のうち制約をかけるのは一方だけであることに気づく。 は についての多項式なので、どんな実数 についても実数であり、条件を何も課さない。情報はすべて に入っている。負の数の平方根は実数ではないからである。
根号の中身についての条件を書く。 が実数であるためには、
2 乗の不等式を絶対値に直す。 任意の実数 について、 は 、すなわち と同値である。 とすると:
全体に を足すと(足し算で不等号の向きが変わることはない)
端点と内部の 1 点で確かめる。 のとき なので となり、実数なのでこの端点は含まれる。 でも同様である。 のとき なので は虚数になり、この値は正しく除かれる。中心の では となり、これが のとりうる最大値である。
答えの背後にある図形を読み取る。 2 つの定義を足し合わせると
となるので、 はつねに原点を中心とする半径 の円上にあり、しかも主値の平方根は 0 以上なので、その上半分にある。 が の範囲しか動けないのはそのためである。それは半径 の円上の点の横座標だからである。答えは区間
である。
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