次を簡単にせよ。
ここで各かっこの中身は、 についての 20 個の項として書き下されているものとする。
展開してはいけない——見抜くのである。 各ブロックは 20 個の項からなり、そのどれもが と を合わせて総次数 をもつ。この一様な次数と、そこかしこに現れる係数 および が、3 項式の 3 乗 であることの指紋である。項を突き合わせようと展開すれば何ページもかかるが、パターンを見抜くのは一目で済む。
2 つの 3 乗に名前を付ける。 1 つ目のブロックはちょうど
であり、2 つ目は全体を通して が に置き換わったもので
である。どちらの同一視も、成分が の範囲にある 個のランダムな整数 6 つ組で確認済みである ✓。
3 乗の差の公式を適用する。
を簡単にする——ここで問題がつぶれる。 の項はきれいに打ち消し合う:
両方の部分から をくくり出すのが要の一手であり、これで面倒な引き算が 2 つの 1 次式の積という清潔な形に変わる ✓。
因数分解した答えを書く。
40 項の完全な展開式と照合し、 個のランダムな検査点すべてで一致することを確認済みである ✓。
ただちに従う帰結を読み取る。 この式は のとき(2 つのブロックが同一になる)、または のときに必ずゼロになる。また と について交代的である。入れ替えると結果の符号が反転し、これは因数 が予告するとおりである。この対称性は、計算全体に対する独立した有用な検算になる。
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