確率は不確実性を数値化します。よい知らせ:宿題の問題のほとんどは、ごく少数のルールと、丁寧に数える意志があれば解けてしまいます。このガイドは、分布、仮説検定、ベイズ推論へ進む前に必要な土台を扱います。
「確率」が意味するもの
事象 A の確率は
P(A)=すべての結果好ましい結果
ただし、すべての結果が等しく起こりうると仮定します。P(A)∈[0,1]:
- 0 = 不可能。
- 1 = 確実。
- 0.5 = コイン投げ。
等しく起こりうるわけではない結果については、各結果に重みを割り当てます(これが確率分布のしていることです)。
三つの基本ルール
加法のルール(A または B の確率)
P(A∪B)=P(A)+P(B)−P(A∩B)
二重に数えないように共通部分を引きます。A と B が互いに排反(両方は起こりえない)なら、共通部分はゼロです。
例:52 枚のデッキから 1 枚引くとき、P(キングまたはハート)=4/52+13/52−1/52=16/52=4/13。(1 枚はキングかつハートなので、その分を引きます。)
乗法のルール(A かつ B の確率)
P(A∩B)=P(A)⋅P(B∣A)
A と B が独立(一方が他方に影響しない)なら、P(B∣A)=P(B) となり、P(A)⋅P(B) に簡単になります。
例:二つのサイコロを振るとき、P(両方とも 6)=1/6⋅1/6=1/36。(振る回は独立です。)
条件付き確率
P(B∣A)=P(A)P(A∩B)
A が起きたという条件のもとでの B の確率。ベイズの定理と推測統計学の大部分の基礎です。
例:引いたカードが絵札だった。それがキングである確率は?
- P(キングかつ絵札)=4/52。
- P(絵札)=12/52。
- P(キング | 絵札)=(4/52)/(12/52)=4/12=1/3。
数え上げ:順列と組合せ
n 個から r 個を選ぶとき:
- 順列(順序が重要):P(n,r)=(n−r)!n!。
- 組合せ(順序は無関係):C(n,r)=(rn)=r!(n−r)!n!。
判断の基準は「選んだもののうち二つを入れ替えると、結果が変わるか?」です:
- 変わる(例:金メダルと銀メダル)→ 順列。
- 変わらない(例:5 人の委員会を選ぶ)→ 組合せ。
例題:宝くじ
49 個から 6 個の数字を選びます。あなたの券での順序は関係ありません——組合せです。
(649)=6!⋅43!49!=13,983,816
よって P(6 つの数字の大当たり)=1/13,983,816≈7.15×10−8。
独立 vs 互いに排反(混同しないこと!)
- 独立:A を知っても P(B) は変わらない。コイン投げは独立です。
- 互いに排反:A と B は両方は起こりえない。サイコロが 1 かつ 2 になることはありません。
二つの事象は、一方だけ、他方だけ、両方、あるいはどちらでもない、のいずれにもなりえます。よく混同されますが、同じ概念ではありません。
よくある間違い
- ギャンブラーの誤謬:「表が 5 回続いたから、次は裏のはずだ」。コイン投げは独立で——過去は未来の確率を変えません。
- 共通部分を引かずに互いに排反でない確率を足すこと。P(キング)+P(ハート)=P(キングまたはハート)。
- P(A∣B) と P(B∣A) を取り違えること。典型的な検察官の誤謬:「被告が無実だとすれば、この証拠が出る確率は小さい。したがって、この証拠があれば、無実である確率は小さい」。ベイズの定理を適用しなければ論理的に誤りです。
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