を正の実数とする。次の最小値を求めよ。
変数を取り替えて条件を露わにする。 、、 と置くと、 が自動的に成り立つ。すると
等号成立の場合を推測する。 とすると となり、 である。残る仕事は、これを下回る配置が存在しないことを示すことである。
2 乗和を経由して下から評価する。 にべき平均不等式を適用すると、 となる。よって を示せば十分である。( という魅力的な近道は端的に偽である—— とすると になる——ので、1 乗ではなく 2 乗のほうが下から抑えるべき量である。)
2 変数の補題を使う。 すべての に対して が成り立つ。分母を払うと恒等式 が残るからである。
として適用する。 補題から が得られるので、
まとめて確認する。 したがって であり、等号が成り立つのはちょうど かつ のとき、すなわち のときである。ランダムな初期値 通りからの数値的な大域探索でも、 で下限 に落ち着く。
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