丘の頂上 から、水平な地面上の点 を見下ろす俯角は である。まっすぐな斜面を だけ下ると、 の俯角は になる。斜面は水平面と角 をなす。 を求めよ。
座標を設定し、斜面の長さを 1 に正規化する。 求めるのは角なので比だけが問題であり、斜面全体の長さを としてよい。すると頂上 は地面から高さ
のところにあり、斜面に沿って距離 だけ下ると高さが 下がり、水平方向には に向かって だけ近づく。
1 回目の観測で水平距離を決める。 から までの水平距離を とする。 での俯角が なので
となる。
2 回目の観測を式にする。 斜面を 下った後、観測者の高さは であり、 までの水平距離は である。したがって
となる。未知数 が消え、 だけの方程式が 1 本残った。
tan θ について解く。 たすきがけして の項をまとめる。
tan 15° の厳密値を代入する。 なので
となる。
分母を有理化する。 分子と分母に を掛けると分母は になり、分子は
となる。
答えの整合性を確かめる。 数値では である。設定上、 は斜面のふもとより向こうになければならず、すなわち 、つまり 、すなわち が必要だが、これは満たされている ✓。代入して確かめると、 のとき であり、2 回目の観測からは が得られる ✓。
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