2 つの力が 1 点に働く。 は正の 軸から 上を向く。 は未知で、その水平成分は と反対向きである。
となるような と を求めよ。
図を 2 つのスカラー条件に翻訳する。 平面上のベクトル方程式は 2 つの方程式である。「合力が を向く」は 成分の合計が 0 であること、「合力が N」はそのうえで 成分の合計が であることを意味する。
これがすべての要点である。合力の方向余弦は一切必要なく、この 2 行だけでよい。
既知の力を分解する。 は正の 軸から なので
となる。 は小数を多めに保つこと。ここで に丸めると最終的な角度が 0.1 度ほどずれる。
2 つの条件を に適用する。 の成分を ( と反対向き)と と書くと
となる。方程式 2 つ、未知数 2 つだが 1 次ではないので、組にして解く。
2 乗して足し、大きさを求める。 両式を 2 乗して足すと により が消える。
ここでは数値がちょうど合う。 と桁までぴったりなので、 はきれいな N になる。
割って角度を求める。 2 番目の式を 1 番目で割ると が消える。
(厳密な の代わりに を持ち回ると、よく見かける が出てしまう。小数第 1 位までの正しい値は である。)
両方の条件で答えを検算する。 、 とすると
となる。どちらの条件も成り立つので、合力は確かに 軸に沿って真上を向く N である。
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