を を直角とする直角二等辺三角形とする(したがって かつ )。辺 上に点 をとり、半直線 の反対の半直線上に となる点 をとる。
次を証明せよ。
(a)
(b)
直角の頂点に座標を置く——これが両方を定型作業に変える。 直角が にあり 2 辺の長さが等しいので、 を原点に置き 2 辺を座標軸に沿わせても何も失われず、すべての仮定が座標に翻訳される。
は線分 上にあるので 、ただし である。 は半直線 の反対の半直線、すなわち 軸の負の側にあるので 、ただし である。条件 は を意味するので
となる。ただ 1 つの助変数 が配置全体を記述していることに注目したい。
内積で (a) を証明する。 2 つの方向ベクトルを作る。
内積は
である。どちらのベクトルも零ベクトルではない(、)ので、内積が 0 であることは 2 直線が直交することを意味し、 が示された。
角度から (a) を読み直し、なぜ必然なのかを見る。 三角形 は で直角をもち(座標軸が直交する)、 なので直角二等辺三角形であり、 である。三角形 も直角二等辺なので である。したがって直線 は直線 と で交わり、直線 は反対側で をなし、2 つの が足されて になる。この垂直性は実のところ、直交する 1 組の直線を共有する 2 つの直角二等辺三角形についての主張なのである。
同じ座標で (b) を証明する。 今度は別の組み合わせを使う。
よって
となり である。傾きで言えば同じことで、、 であり、その積は 、すなわち垂直な 2 直線の傾きの条件である。傾きによる形は を要するが内積による形は要しないので、内積のほうが議論としてきれいである。
構造的な理由を押さえ、数値でも検証する。 (b) は実は垂心が姿を変えたものである。三角形 において直線 は からの高さであり( 軸である に垂直)、その上に がある。一方 (a) より なので は からの高さである。2 本の高さが で交わるので、3 本目の高さ もそこを通らねばならず、 が従う。、 で数値的に確かめると 、 がちょうど成り立ち、傾きの積は になる。
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