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Finance · real student question

(1 + x) の 12 乗から 11.0528x を引いたものが 1 になる x を求めよ。

Question

(1+x)12−11.0528x=1(1+x)^{12}-11.0528x=1 を実数 xx について解け。

Step-by-step solution

  1. 根を求める問題に書き直す。 11 を左辺に移して f(x)=(1+x)12−11.0528x−1,f(x)=(1+x)^{12}-11.0528x-1, とおくと、求めるのは f(x)=0f(x)=0 である。これは年金・内部収益率の方程式の形をしており、1212 期にわたる積立の倍率と、利率の 11.052811.0528 倍とを釣り合わせている。

  2. 自明な根を見つける。 f(0)=112−0−1=0f(0)=1^{12}-0-1=0 なので x=0x=0 は厳密な解である。これは「利率 0」という退化した場合なので、経済的に意味のある 2 つ目の根があると予想される。

  3. 2 つ目の根を探す前に極値の位置を押さえる。 f′(x)=12(1+x)11−11.0528f'(x)=12(1+x)^{11}-11.0528 であり、これが 0 になるのは (1+x)11=11.052812=0.921067(1+x)^{11}=\tfrac{11.0528}{12}=0.921067、すなわち x=0.9210671/11−1≈−0.0074469x=0.921067^{1/11}-1\approx-0.0074469 のときである。f′f' は xx について増加するので、これが唯一の極小点であり、f(−0.0074469)≈−0.0034829<0f(-0.0074469)\approx-0.0034829<0 である。

  4. 実数の根がちょうど 2 つあることを結論し、もう一方を挟み込む。 ff は f(−1)=10.0528f(-1)=10.0528 から極小へ下がり、それから f(0)=0f(0)=0 まで戻るので、根が 1 つ極小点の左側にある。試すと f(−0.02)=+0.0057727f(-0.02)=+0.0057727、f(−0.01)=−0.0030871f(-0.01)=-0.0030871 なので、根は (−0.02,−0.01)(-0.02,-0.01) にある。

  5. 二分法で十分な精度まで詰める。 挟み込む区間を繰り返し半分にすると x≈−0.01508489,x \approx -0.01508489, が得られ、そこで f(x)f(x) は 10−1610^{-16} 以内で 0 になる。x≈−0.00745x\approx-0.00745 の付近で止めてしまわないよう注意する。そこは極小点であり f=−0.0035≠0f=-0.0035\ne0 である。

  6. 検証して意味を読む。 (1−0.01508489)12=0.8332697(1-0.01508489)^{12}=0.8332697、−11.0528(−0.01508489)=0.1667303-11.0528(-0.01508489)=0.1667303 であり、その和は 1.0000001.000000 で右辺と一致する。実数解は x=0x=0 と x≈−1.5085%x\approx-1.5085\%(1 期あたり)の 2 つである。正の利率の解は存在しない。x>0x>0 ではつねに f>0f>0 だからである。

Answer

x=0andx≈−0.01508489 (≈−1.5085% per period)x = 0 \quad \text{and} \quad x \approx -0.01508489 \ (\approx -1.5085\% \text{ per period})

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