あるバッテリーの定格は ワット時である。 W、 W、 W、 W の連続負荷に対する動作時間を見積もれ。
単位に仕事をさせる。 ワット時とは 1 ワットを 1 時間持続させた量なので、エネルギーを電力で割ると時間が残る:
次元で見ても ✓ である。Wh 表示が mAh 表示より直接役に立つのはこのためで、mAh は換算に電圧を必要とする。
軽い負荷で割る。 W と W では:
つまりおよそ 〜 時間、最も軽い消費なら約 時間である。 で割るのは小数点をずらすだけなので、他の数値を確かめる手軽な基準になる。
中程度と重い負荷で割る。
およそ 時間と約 時間である。反比例の関係に注意したい。負荷を W から W へ3 倍にすると、動作時間は 3 分の 1 ほどに縮む。3 分の 1 だけ減るのではない。
時分に直す。 h 分なので、 h は約 時間 分である。同様に h は約 時間 分、 h は約 時間 分になる。必要な変換は、小数部分に を掛けることだけである。
これらが上限であることの注意点を述べる。 この計算は、定格エネルギーの全量が一定消費で使い切れることを前提としている。実際には残量カットオフ、変換損失、経年による容量低下がいずれも数値を押し下げるので、これらは楽観的な上限と考えるべきである。現実の動作時間はおおむね 〜 短くなる。
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