の電源が、並列に接続された2本の抵抗に合計 の電流を流している。一方は である。
を求めよ。
回路全体にオームの法則を使って合成抵抗を求める。 電源電圧も全電流も回路全体についての量なので、そのまま組み合わせられる:
この1つの数値を、2本の抵抗が合わさって再現しなければならない。
公式を選ぶ前に、数値から接続の形を確認する。 合成抵抗 は既知の抵抗 より小さい。直列に抵抗を足しても抵抗は増える一方なので、ここで直列はあり得ず、並列と読むほかない。この確認は毎回やる価値がある。直列と並列の公式は答えが大きく異なり、間違った方を使うと負の抵抗が出てしまうからである。
並列抵抗の関係式を書く。 抵抗を横に並べたとき加わるのは、抵抗ではなくコンダクタンスである:
既知の値を代入すると:
について解く。 未知の逆数を単独にし、分母を にそろえる:
最後に逆数を取るのを忘れないこと。 で止めて と書いてしまうのが、この計算で最も典型的なミスである。
枝ごとの電流で検算する。 どちらの抵抗にも 全体がかかるので、
となり、与えられた全電流をぴたりと再現する。✓ この結果は等しい2本の並列抵抗に対する近道 とも合う。 なので、片方が に固定されている以上、 に到達する道は両枝が等しい場合しかなかったわけである。
Need to solve a different problem like this? Open the solver →