イオンと イオンの間の引力は である。陰イオンの半径は 、陽イオンの半径は である。
ボルン指数を として、2つのイオンがちょうど接しているときの正味のポテンシャルエネルギー を求めよ。
接しているときの距離を求める。 「ちょうど接している」とは中心間の距離がイオン半径の和に等しいということで、これは平衡距離 でもある:
与えられた力から引力の定数を取り出す。 クーロン引力は の形をしており、 が電荷に関する定数をすべてまとめている。それらを調べる代わりに、測定された力から を直接読み取る:
正味エネルギーについてボルンのモデルを書く。 引力と近距離の斥力は次のように組み合わさる:
ここで斥力の項は急激に立ち上がり(ここでは )、イオンどうしがつぶれ合うのを防いでいる。
平衡条件を使って を消す。 でエネルギーは最小なので である:
これを代入し戻すと、2項のモデルが1つのすっきりした式に潰れる:
を計算する必要が一度もないのはこのためである。平衡では、斥力がつねに引力のうち の分だけを打ち消す。
数値を入れる。 なので括弧の中は である:
負の符号は、束縛された安定なイオン対であることを示している。
与えられた力をクーロンの法則で検算する。 、、、 とすると:
となり、与えられた と一致するので、データに矛盾はない。
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