を球面 の下半分とし、内側向きにとる。次を計算せよ。
流束として読み替える。 この積分は に対する である。 は閉じていないので、発散定理を使うにはふたが要る。
平らな円板で曲面を閉じる。 を付け加える。 と を合わせると下半球体 の境界になる。この閉じた境界上で、外向き法線は では下・外を向き、 では上()を向く。
ガウスの定理を適用する。 である。 は についても についても対称なので と の部分は積分すると 0 になり、 が残る。
残った三重積分を計算する。 、 の球座標で、 となるので、閉曲面の外向き流束は である。
円板ぶんを引く。 上では なので と は何も寄与せず、第 3 成分は になる。したがって上向きの流束は円板の面積そのもので である。よって を通る外向きの流束は となる。
内側向きに反転する。 問題が求めているのは内側向きであり、これは法線を逆にすることに等しい: したがって空欄に入るのは である。
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