を微分可能な関数とし、
とする。 が の逆関数であるとき、 を求めよ。
うろ覚えの公式ではなく、逆関数の定義から始める。 定義により は を打ち消すので、定義域のすべての に対して
が成り立つ。あとはこの恒等式を微分すれば全部出てくる。
両辺を x で微分する(合成関数の微分)。 左辺は合成、右辺の導関数は である:
代入する前に内側の値 g(5) を求める。 ここが飛ばされがちな段階である。 なので、両辺に を施すと
つまり の導関数は ではなく で読まねばならない。
2 つの既知の数を代入する。
結果を解釈する。 と のグラフは直線 に関して対称であり、対称移動は縦の変化と横の変化を入れ替える——だから傾きは逆数になる。 で傾き で登っている関数は、逆関数では で傾き で登ることになる。
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