次を解け。
また、変形の各段階の理由を説明せよ。
両辺に 3x − 2 を掛けてはいけない。 量 は では正、 では負である。符号の定まらない式を不等式の両辺に掛けるのは正当でない——数直線の一方の側では向きが保たれ、もう一方では逆転してしまうからである。安全なやり方は、すべてを片側へ寄せて 0 と比べることである。
両辺から 4 を引く。 定数の加減はつねに正当である:
1 つの分数にまとめる。 を と書き直す:
臨界点を求める。 分子は すなわち で消え、分母は で消える。これらが数直線を 、、 に分ける。
各区間で 1 点ずつ調べる。
: ✓
: ✗
: ✓
端点を一つずつ判断しながら解をまとめる。 不等号は狭義なので、分数が になる は除かれる。また では式が定義されないので、こちらも除かれる:
もとの不等式で確かめる。 では ✓。 では ✗。 では ✓。なお、素朴にたすき掛けをすると すなわち が得られるが、これは一方の枝では正しいものの、区間 をまるごと取りこぼしている。手順 1 で警告したとおりである。
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