次の式を簡単にせよ。
答えは複素数の形で書け。
実数の根号と虚数の根号を分けて考える。 はふつうの実数の平方根だが、 は根号の中が負であり、実数の値をまったくもたない。この 2 つを同じように扱ってしまうことがこの問題の落とし穴なので、1 つずつ処理する。
実数のほうを計算する。 の主平方根は である( ではない。根号の記号は非負のほうの根を表す)。よって
負の根号を を使って書き直す。 に対する を用いて をくくり出す:
と書くのが典型的な誤りである。 であって ではない。
実部と虚部を分けたまま引き算する。 実数の項は実数の項と、虚数の項は虚数の項とだけまとまる。 と は同類ではないので、何もまとまらない:
答えを確かめる。 の形で見ると 、 である。虚部を 2 乗して戻すと ✓ となり、 が確かめられる。したがって最終的な値は である。よくある誤答 は、実数 に潰れてしまう。
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