次で定まる領域を記述し、図示せよ。
境界の直線が円と交わる点も求めること。
1 つ目の不等式を「塗りつぶされた円板」と読む。 方程式 は原点を中心とする半径 の円である。不等号が なので、領域は円とその内部をあわせたもの、すなわち閉円板になる。境界を含むことを示すため、円は実線で描く。
2 つ目の不等式を「閉半平面」と読む。 境界 は傾き で と を通る直線である。 なので直線の下側を残す。原点で試すと は真なので、 を含むほうの半平面が正しい。この直線も実線で描く。
境界の直線が円を切る位置を求める。 を に代入する:
解の公式より
2 つの交点に直す。 各解に を使うと
数値ではおよそ と である。どちらを に代入してもちょうど になるので、両方とも確かに円上にある。判別式が なので、この直線は接線ではなく本物の割線である。
得られる領域を述べる。 答えは閉円板の大きいほうの部分である。すなわち、半径 の円の内部または周上にあり、かつ直線 上またはその下側にある点の全体である。2 つの交点を結ぶ弦は、直線より上にある小さな弓形を切り落とす。円板から除かれるのはその弓形だけである。境界の 2 つの部分、すなわち円弧と弦はどちらも領域に属する。2 つの不等式がいずれも等号を含むからである。
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