関数
が偶関数か奇関数かどちらでもないかを、式の上で、グラフの上で、そしていくつかの の値で と を比べる数値の上で判定せよ。
2 つの判定法を思い出す。 が偶関数であるとは、定義域のすべての について が成り立つこと( 軸についての対称性)であり、奇関数であるとは が成り立つこと(原点についての対称性)である。どちらの等式も全体では成り立たないなら、答えは「どちらでもない」になる。実際、ほとんどの関数はどちらでもない。
まず定義域を調べる。 根号の中は を満たさねばならないので、定義域は である。この区間は について対称でない。 は定義域に入るが は入らない。偶関数や奇関数では定義域が対称でなければならないので、この観察だけで、式の計算をする前に答えが決まってしまう。
を式で計算する。 をすべて に置き換える:
これを および と比べる。根号の中身が違う( と )ので、 はどちらとも等しくない。
数値で確かめる。 対称な 2 組で値を求める:
もし が偶関数なら でなければならないが、 である。もし が奇関数なら でなければならないが、 である。どちらも成り立たず、 の組でも同じように成り立たない。
グラフも同じように読む。 曲線は から始まり、ちょうど で最小値まで下がり、右へ限りなく上がっていく。 より左には何もない。したがって 軸についても原点についても対称ではない。
結論。 3 つの判定はすべて一致する。 は偶関数でも奇関数でもない。惜しい例が示唆に富む。 なら奇関数になる。 を 2 乗すれば、根号の中が符号の変化の影響を受けなくなるからである。
Need to solve a different problem like this? Open the solver →