不等式は、(より小さい)、(以下)、(より大きい)、(以上)を用いて二つの式を比較する。方程式と異なり、不等式は通常、区間または区間の和集合をなす無限個の解をもつ。
解法の規則はおおむね方程式と同じだが、一つだけ重要な例外がある。両辺に負の数を掛けたり負の数で割ったりすると、不等号の向きが反転する。例えば は になる。
のような連立不等式は、三つの部分すべてに同時に演算を施して扱う。二次不等式()は、根を求めてからそれらの間の区間を調べることで解く。
不等式は、最適化(線形計画法)、関数の定義域の決定、数値解析における誤差の評価に不可欠である。