次を最簡の積和形に簡単化せよ。
式を最小項のリストに変換する。 各積項を ビットのパターン として読む(否定つきのリテラルは )。
したがって
となる。出発点のコストは 項・ リテラルである。
主項をすべて列挙する。 隣接する最小項(ちょうど 1 ビットだけ異なるもの)をまとめ、極大なグループだけを残すと、7 個の主項が得られる。
どのグループもセルは 2 個しかない。この最小項の集合から 4 個を選んでカルノー図の正方形をなすものが存在しないので、 セルのまとまりはどこにも作れない。
必須の項を特定する。 最小項 を覆うのは だけ、 を覆うのは だけなので、この 2 つの完全な最小項は必須であり、必ず現れなければならない。同様に は にしか現れず、 は にしか、 は にしか現れない——さらに 3 個の必須主項である。
残りを覆う。 必須の 5 項 、、、、 を合わせると が覆われ、残るのは だけである。これは でも でも拾うことができ、どちらもサイズは 2 なので、同じコストの最簡被覆がちょうど 2 通り存在する。
最簡の積和形を書く。 を選ぶと
となる。同じく最簡な別解は を に置き換えたものである。いずれにせよコストは 項・ リテラルで、もとの 項・ リテラルから減っている。
完全な真理値表と照合して検証する。 簡単化した式を 通りの入力すべてで評価すると、 でちょうど 、それ以外で を再現する。削減幅がこの程度にとどまるのは構造的な理由による。()や ()はこの集合の中に隣接する項をもたないので、図のまとめ方によらず 4 リテラルの積項のまま残るのである。
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