有理数と無理数は実数の二つの半分であり、どの実数もちょうどそのどちらか一方です。
有理数
実数が(ここでは整数で)と表せるとき、その数は有理数です。
小数による特徴づけ:有理数の小数は、有限で終わる()か、最終的に循環します(、)。
有理数の集合はで表されます。稠密である(任意の二つの有理数の間にさらに別の有理数がある)にもかかわらず、有理数は可算であり、と同じ濃度を持ちます。
無理数
整数の比として表すことができません。小数は非循環かつ非有限です。
有名な無理数:
- (黄金比)。
無理数の集合は非可算であり、有理数が稠密であっても、有理数より厳密に大きい集合です。
なぜ重要か
- が無理数であることは有名なピタゴラス学派の発見でした(伝説では、ヒッパソスはそれを暴露したために溺死させられたとされます)。
- が無理数であることは、それを決して分数として書けないことを意味します。
- の小数 — 循環の周期は最大でもです。
判定方法
ある数があるとき、次を問います:
- 小数が有限で終わる → 有理数。
- 小数が明確な周期で循環する → 有理数。
- 小数が循環せず続く(例:、、)→ 無理数。
代数的な判定は閉性を用います:有理数は(0を除く)について閉じています。二つの無理数の和は有理数になり得ます(例:)。
At a glance
| Feature | 有理数 | 無理数 |
|---|---|---|
| 定義 | p/q(整数)の形で書ける | 書けない |
| 小数展開 | 有限で終わるか循環する | 非有限・非循環 |
| 例 | 1/2, 0.75, -7, 0.333... | π, e, √2, φ |
| 濃度 | 可算 | 非可算 |
| 実数直線上の稠密性 | 稠密 | 稠密 |
Verdict
ある数が有理数であるのは、その小数が有限で終わるか循環するとき、かつそのときに限ります。そうでなければ無理数です。名前の付いた数で出会うもの(π、e、√2)の多くは無理数であり、整数の算術から得られる数の多くは有理数です。