正比例 と 反比例 は、変数間の最も単純で非自明な 2 つの関係であり、より複雑なモデルを理解するための基礎です。
正比例: y = kx
ある非零の定数 (比例定数)について が成り立つとき、2 つの量は 正比例 します。
- が 2 倍になると、 も 2 倍になる。
- が半分になると、 も半分になる。
- グラフは原点を通り、傾きは 。
例: 一定速度での距離と時間()、フックの法則()、単純な給与()。
反比例: y = k/x
のとき、2 つの量は 反比例 します。
- が 2 倍になると、 は半分になる。
- のとき、。
- グラフは双曲線で、座標軸とは決して交わらない。
例: ボイルの法則(一定温度で 圧力 × 体積 = 一定)、一定の仕事に対する時間()、オームの法則の各種形。
データからどちらか見分ける方法
を に対してプロットします。点が原点を通る直線上にあれば正比例。点がゼロへ減衰する双曲線上にあれば反比例。あるいは が一定(正比例)か が一定(反比例)かを調べます。
複合変化と連立変化
- 連立変化: (2 つの正比例変数)。
- 複合: (一方は正比例、一方は反比例)。例: 万有引力 — 質量に対して正比例、距離に対して逆 2 乗。
結論
「一方が増えると、もう一方は増えるか減るか、そしてどのような比で変わるか」という問いで見分けます。正比例 → 両者は一緒に動く。反比例 → 逆方向で逆数の比。
At a glance
| Feature | 正比例 | 反比例 |
|---|---|---|
| 方程式 | y = kx | y = k/x |
| x が増えると | y は比例して増える | y は比例して減る |
| 定数 | y/x が一定 | xy が一定 |
| グラフ | 原点を通る直線 | 双曲線 |
| 例 | 距離 = 速度 × 時間 | ボイルの法則: P × V = 一定 |
Verdict
2 つの量が一緒に増減する(比例する)ときは 正比例 を使います。一方が増えるともう一方が減る(例: 積が一定)ときは 反比例 を使います。 または が一定かどうかを調べて見分けます。